公務員試験

消防士になるには?合格者の9割がしている対策を徹底解説

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こんな悩みを解決できる記事になってきます。

なぜならこれから解説する「採用試験対策の注意点』を意識したことで、私は消防官採用試験に一発で合格することができたからです。


この記事でご紹介する『合格者の9割がしている試験対策』を実施したら、あなたも必ず消防士になれるので、ぜひ最後までご覧ください!


記事の前半では『消防士になるまでの流れ』を解説し、後半では『合格率を上げる秘訣』をご紹介しますね。


この記事の執筆者

たなんちゅ
  • 元消防士
  • 高卒ストレートで消防官採用試験合格
  • 指定都市の消防本部で消防隊員、救急隊員として7年勤務


まず最初に、『合格者の9割がしている試験対策』を確認したい方は、合格者の9割がしている試験対策を確認するをクリックして該当箇所まで飛んでください!


消防士になるまでの流れを2ステップで解説

消防士になるまでの流れを2ステップにまとめたので参考にして下さい!


ステップ1:採用試験に合格する

消防士になるためには、まず各自治体の消防官採用試験に合格する必要があります。


消防官採用試験の具体的な試験内容はこんな感じ。


消防官採用試験の試験内容

  • 教養試験
  • 論作文試験
  • 面接試験
  • 体力試験
  • 適正検査
  • 身体検査


消防官採用試験に合格するためには、このように多くの試験をクリアしなければならず、正直ハードルは高いです。


ステップ2:消防学校で約半年間の訓練を受ける

採用試験に合格したら、消防学校で約半年間の訓練を受けます。

すぐに消防士として災害現場で活躍できるわけではありません。


なぜなら危険な現場に、知識が全くないまま出動すると、怪我を負ったり最悪命を落とすかもしれないから。


消防学校では約半年間で、消防士として身につけておかなければならない最低限の知識や技術を叩き込まれます。


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消防官採用試験の基礎知識

ここからは消防官採用試験を受験するにあたって、知っておくべき基礎知識について解説していきます。


消防官採用試験は人によっては受験できない自治体や試験区分があるので、この章でしっかり確認しておきましょう。


年齢制限は上限35歳が目安

自治体によって違いはありますが、消防官採用試験の年齢上限は35歳ですね。

年齢制限を設けている理由は一つで、消防士は体力や経験が必要な仕事だから。


ちなみに日本で一番大きい消防本部である東京消防庁は、元々年齢制限が29歳だったところ、令和6年度の採用試験から年齢制限を35歳に引き上げています。


35歳以上でも消防士になれる自治体も存在する

ただし35歳以上でも消防士になれる自治体も存在します。

35歳以上の職員を募集する場合は、救急救命士の資格者だったり、消防士と他の職歴がある方という条件を設けている場合がほとんどですね。


なぜこのような採用枠があるかというと、即戦力として採用されたり、一般企業での経験を活かして新たな知識や考えを組織に取り込みたい、という思いがあるからです。


例を挙げるなら、以下のような自治体が35歳以上でも消防士になれる可能性があります。


35歳以上の採用枠がある自治体

  • 神戸市消防局(キャリアリターン)⇨年齢上限59歳
  • 高山市消防局(救急救命士)⇨年齢上限40歳
  • 長野市消防局(社会人経験者)⇨年齢上限39歳


このように受験資格さえ整えば、35歳以上でも消防士になることは可能です。

ただ、なにも資格がなければ、年齢上限は35歳と覚えておきましょう!


受験資格は試験区分や自治体ごとにさまざま

受験資格や受験区分は各自治体によって基準が違います。


受験資格とは、学歴、資格や身体的基準、先ほど説明した年齢もそうですね。


例えば、学歴で高校卒業という基準を設けている自治体が多いですが、大阪市消防局は学歴の基準はありません。


このように受験資格は自治体ごとに違いがあるので、各自治体のホームページで確認しましょう。

各消防本部の採用試験情報は『消防本部サーチ』で確認するのが楽ですよ!


合格倍率は約2倍〜20倍以上

合格倍率は自治体によってムラがあり、2倍〜20倍以上の自治体があります。


ちなみに、合格倍率が一番高い自治体と一番低い自治体はこちら。


高倍率・低倍率の自治体

  • 合格倍率が一番高い自治体:枚方寝屋川消防組合消防本部(25.0倍
  • 合格倍率が一番低い自治体:柏市消防局(1.6倍


このように自治体ごとに倍率の違いがありますが、平均すると合格倍率は10倍前後かと。


消防士になるには、低倍率の自治体を狙って受験するのも一つの手です。

採用試験の合格倍率について詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説していますよ!

消防士採用試験で倍率が低い県は?ランキング(大卒、短大卒、高卒)

この記事で解決できる悩み 合格倍率が低い自治体を知りたい 合格倍率ってどうやって決まるの? 地元以外の自治体を受験するときの注意点はある? このような悩みを解決できる記事をご用意しました。 消防士採用 ...

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6つの試験の詳細を解説

消防官採用試験は、主に1次試験と2次試験の二段階からなり、中には3次試験まである自治体もあります。


各試験のよくある内訳としてはこんな感じ。


例)各試験の内訳

1次試験:教養試験、論作文試験

2次試験:面接試験、体力試験、適正検査、身体検査


各試験の詳細について解説していくので、参考にして下さい!


1:教養試験

全試験の中で、一番時間をかけて対策しないといけないのが教養試験。


試験範囲は全科目・前範囲で、試験内容は、『一般知能分野』『一般知識分野』の大きく分けて2種類から構成された試験です。

『一般知能分野』『一般知識分野』の中身を詳しく見ていくと、


一般知能分野

  • 数的処理  判断推理・数的推理・資料解釈・図解把握
  • 文章理解  現代文読解・英文読解


一般知識分野

  • 自然科学  生物、物理、化学、地学、数学
  • 人文科学  日本史、世界史、地理、文学・芸術、思想
  • 社会科学  法律、政治、経済、社会


ご覧のような出題範囲になっており、全科目・全範囲といった意味が分かったと思います。


数的処理と社会科学は確実に正解したい

教養試験の問題数や制限時間などは、各自治体によって差はありますが、だいたいこんな感じです。


教養試験の詳細

  • 問題は5肢択一式
  • 試験時間は概ね120分〜150分
  • 問題数は40〜50問
  • 合格ラインは正解率6割以上


問題形式は択一式なので、最悪分からなくても適当に選べば当たる可能性もあるので、最後まで諦めないことが大切です。


教養試験の合格ラインは概ね正解率6割以上と言われています。

6割以上正解するために、絶対に落とせないのが数的処理と社会科学です。


この2つは問題数も多く、暗記系や問題慣れしておけば解けるような問題ばかりなので、ここは確実に正解しておきたいですね!


実際私は高卒で消防士になりましたが、部活動が忙しくて全教科勉強する時間がなかったので、数的処理と社会科学を重点的に勉強して合格できましたよ!


2:論作文試験

論作文試験は、主に以下の2つに分けられます。


論作文試験の種類

  • 論文試験
  • 作文試験


作文試験

作文試験は、主に高卒程度区分の試験で課されています。

作文のテーマとしては、主に受験者にとっての「公務員像」を問うような内容が多く、あなたの考えや体験したことを踏まえて記述しましょう。


例題

  • 消防職員として仕事をする中で、やりがいや充実感を得る場面がある一方で、困難に直面したり自分自身の思いどおりにならない場面もあります。どのような場面でも、市民の期待に応えられるよう仕事をするためには、消防職員として何が必要だと思いますか。あなたの考えを述べなさい。
  • 責任感を持って物事に取り組むことの大切さについて、自分自身の経験を踏まえて、あなたの考えを述べなさい。


作文試験は、論文試験に比べて難易度は低いと思います。

ただあなたにとって難易度が低いということは、周りのライバルにとっても同じことが言えるはずなので、ここで周りと差をつけられないように対策が必要です。


論文試験

論文試験は、以下のように呼称に若干違いがあります。


論文試験の呼称の違い

  • 小論文
  • 課題式論文
  • 教養論文


様々な呼称がありますが、特にこれといった違いはありません。

与えられたテーマに対して、客観的な事実を論旨に沿って提示したり、そのうえで自分自身の考えを盛り込みながら結論付けを行います。


例題

  • あなたの考える「住みやすさ」の要素のうち、特に重要だと思うものを二つ挙げ、「日本一住みやすい愛知」の実現に向け、県としてどのような施策を行っていくべきか述べよ。
  • 市民が市役所の職員に期待することとは何か。また、その期待に対してあなたはどのような行動をするべきか。具体的事例を挙げて論じなさい。


論文試験は大学卒業程度試験で出動されるということもあり、作文試験に比べてハードルは高いですね。

どんなテーマでも対応できるように、対策を取っておく必要があります。


3:面接試験

面接試験は、主に2タイプあります。


面接試験の種類

  • 個別面接
  • 集団面接


個別面接は、受験生1名と複数の面接官で行われる面接です。

自治体によっては個別面接が複数回行われることもありますよ。


一方で集団面接は、複数の受験生と面接官で行われる面接。

集団面接は集団の中で、いかに周りの話に耳を傾けれるかが重要ですが、個別面接と比べると試験における重要度は低く、「評価の高い人物を選ぶ」というより「評価の低い人を落とす」という試験といえるでしょう。


面接試験でよく聞かれる質問とその解答例は、こちらの記事で詳しくまとめています。

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4:体力試験

消防士や警察官など、公安系公務員特有の試験ですね。


体力試験の内容は、これまで学校でやっていた新体力テストに準じた内容が多くなっています。


例)東京消防庁の体力テスト

  • 1㎞走
  • 反復横とび
  • 上体起こし
  • 立ち幅とび
  • 長座体前屈
  • 握力
  • 腕立て伏せ


体力・筋力をつけようと思うと、ベンチプレスのように重いバーベルを上げるトレーニングをしがちですが、そういったトレーニングは必要ありません。

なぜなら、公務員試験の体力試験では、筋持久力や瞬発力が要求される種目が多いから。


走る、跳ぶ、自重を持ち上げるといった試験内容なので、体重は軽い方が有利です

なので体力試験に向けてやることは、走る、腹筋、腕立て伏せ、のような自重トレーニングがおススメですよ。


体力試験に関しては、こちらの記事チェックするとよく分かります!

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5:適正検査

適正検査は簡単に言えば、公務員としての適正があるかどうかを判断する検査です。

具体的には、以下のような検査が行われます。


適正検査の種類

  • 内田クレペリン検査
  • YG性格検査
  • ロールシャッハテスト


内容としてはどれも性格診断みたいなもので、直感で答えていけば大丈夫です。


自治体によっては、受験者が自宅で検査をした結果を提出するスタイルもあります。


適正検査は、公務員不適格者を炙り出すために行われるものなので、よほどのことがない限り適正検査で不合格になることはありません。


6:身体検査

身体検査では、主に以下のような検査が実施されます。


身体検査の基準

  • 身長⇒男性おおむね169センチ以上 女性おおむね155センチ以上
  • 体重⇒男性おおむね50㎏以上 女性おおむね45㎏以上
  • 胸囲⇒身長のおおむね2分の1以上
  • 視力⇒両眼で0.7以上、かつ一眼でそれぞれ0.3以上(矯正視力を含む)
  • 色覚⇒消防官として職務執行に重大な支障がないこと
  • 聴力⇒正常であること
  • 肺活量⇒男性おおむね3,000㏄以上 女性おおむね2,500㏄以上


この中でも視力検査と聴力検査は、ほぼ全自治体で検査があると思います。


一方でその他の検査は実施しない自治体の方が多く、東京消防庁も令和5年度から身長制限などの基準を撤廃しました。


身体検査も適正検査と同様に、自治体によっては各個人が医療機関で身体検査をして、その結果を試験当日に提出するパターンもありますよ。


消防官採用試験で設けている身体制限について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください!

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元消防士が教える試験対策の注意点3つ

各試験のざっくりとした内容は分かったと思いますが、やみくもに試験対策をしても効率が悪い対策になってしまいます。


消防官採用試験対策は、優先順位をつけて工夫をしながら対策することが重要なので、今から具体的に注意する点を解説していきますね!


注意点1:試験対策のメインは教養試験と面接試験

結論、教養試験と面接試験をメインに対策して下さい。


理由は簡単で、この2つの試験が一番配点が高いから。


横浜市ホームページ


この写真は横浜市の採用試験にかかる配点表ですが、ご覧の通り教養試験と面接試験の配点が群を抜いて高いですよね。


消防官採用試験といえば体力試験と思われるかもしれませんが、意外と重要度は高くないので、まずは教養試験と面接試験の対策を重点的に行いましょう!


1次は教養試験、2次は面接試験が鍵

横浜市の配点表を見ると、1次試験は教養試験のみで410点満点、2次試験は690点満点中で面接試験が300点です。


ここから分かるのは、1次試験を突破するには教養試験が重要で、2次試験を突破するには面接試験が重要だということ。

つまり面接試験は当然大事なんですけど、1次試験では面接試験がないので(自治体による)、1次試験を合格するためにはまず教養試験にフルコミットすべきです!


そして1次試験が終了して2次試験までにおおむね1ヶ月程度空くので、2次試験までの1ヶ月間で面接試験対策をするのがいいでしょう。


注意点2:模擬試験は必ず受験する

予備校を利用している方は、模擬試験がカリキュラムに組み込まれていることが多いですが、独学で対策をする方も模擬試験は最低でも1回は受験しておくのがおすすめです。


模擬試験を受けるメリット

  • 今の実力を把握する
  • 実際の問題に慣れる
  • 会場の雰囲気に慣れる
  • 時間配分を掴む


本番さながらの雰囲気を味わうことで、今の自分の実力を図ることも重要なんですが、緊張感や時間配分などを掴むことができるといったメリットもありますよ。


模擬試験はLEC公務員模試がおすすめで、本試験と同様の形式で実施される公開模試です。

実施形態は、会場受験と自宅受験が選べますが、会場に足を運べるなら会場受験を選んで、実際の雰囲気を味わってみましょう。


精度の高い問題

LEC公開模試を申し込む

※LECのホームページに飛びます


注意点3:自分に合った環境で対策をしよう

学習環境は合否に直結するといっても過言ではありません。

ですので、自分に合った環境で試験対策をするのは非常に重要です。


例えば、一人でコツコツ頑張るのが得意なのか、複数人で励まし合ってモチベーションを維持しながら学習したいのかでも全然違いますよね。

ちなみに私は、公務員試験に関する情報が全くなく、周りに詳しい人もいなかったので、迷わず公務員予備校の利用を決めました。


公務員予備校一つとっても、予備校ごとに雰囲気は全く違うので、自分に合った公務員予備校を知りたい方は、こちらを確認してください!

>>>おすすめの公務員予備校をチェックする!


消防士に向いている人の特徴4つ

ここまで消防間採用試験の詳細について解説してきましたが、消防士になった後で『自分は消防士に向いていない』とならないために、消防士に向いている人の特徴をお伝えしておきます。


消防士に向いている人の特徴4つ

  • 協調性がある
  • 正義感がある
  • 体力がある
  • 安定した収入を得たい


特徴1:協調性がある

消防は災害現場では、常に隊で活動するので、協調性は必要不可欠です。

なぜならチームの輪を乱すような人が一人でもいれば、人の命を救うことができないだけではなく、自分や仲間が怪我をしたり命を落とすことも考えられるから。


実際に私が消防士だったころ、身勝手で協調性のない隊員が一人いるだけで、隊としての活動が上手いことできなくなる様子を何度か見たことがあります。


だから消防士にとって協調性はとても大切なんです。


特徴2:正義感がある

消防士は、危険な現場への出動やしんどい活動を余儀なくされることがあります。


そんな心が挫けそうな時に大事なのが、人を助けたいという正義感です。


苦しい現場や危険な現場で弱気になっていては人の命を救うことはできません。


私も現場活動で、要救助者を前にすると、疲労が吹き飛んでいつも以上の力が発揮できた経験が何度かありました。


特徴3:体力がある

ただ正義感だけでは人の命は救えません。

強靭な体力が必要なのは言うまでもないですね。


ただ今から消防士を目指す人が『自分は全然体力がないから消防士には向いてないのかな』と落ち込む必要はありません。


消防学校や消防士になった後の日々の訓練で努力することによって、体力はどんどんついていきます。

なのでまずは体力試験を突破できるくらいの、最低限の体力があれば大丈夫ですよ!


特徴4:安定した収入を得たい

消防士は地方公務員なので、安定した収入が見込めます。

安定した収入があることで地に足をつけた生活ができ、人生設計がしやすいですね。


収入面の心配がないことで、人生のおける大きな心配事やストレスが一つ減りますよ!


消防士の収入面の特徴

  • 安定感がある
  • 事務系公務員に比べ給料が高い
  • 都市部の自治体の方が給料が高い傾向にある
  • 自営業や大企業社員にような高給取りにはなれない


消防士の収入事情はこんなイメージですね。


消防士の給料についてもっと知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

消防士の年収は高い?【結論】年収1,000万円も可能です

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消防士になりたいなら公務員予備校がおすすめ

結論、消防士になりたいなら公務員予備校を利用するのが一番おすすめです。


なぜなら私自身も公務員予備校を利用して消防士と警察官の採用試験に一発合格できましたし、同期の9割以上は公務員予備校利用者でした。


消防士になろうと思っている方の中には、こんな方が多いのではないでしょうか。


消防士を目指す人はこんな人が多い

  • 学生時代はスポーツに力を入れており、勉強は二の次。
  • 勉強は苦手だけど、目標に向かっての努力はできる。
  • 成長するには、いい指導者が必要だと知っている。
  • 公務員試験に対する知識がないから、誰かに教わりたい。


私自身もこのような特徴があり、『独学よりは公務員予備校を利用した方が合格の可能性が上がるんではないか』と考え、公務員予備校を利用しました。


金銭的にお得なのは、独学ではなく合格すること

でも公務員予備校って高いよね?

このように思われ方もいると思います。


確かに独学と比べると、ある程度の出費は覚悟するべきでしょう。


学習費用の相場

学習方法費用
独学2万円〜3万円(教材費用)
予備校(通学)20万円〜40万円
予備校(通信)10万円〜30万円


ご覧のように、学習費用の相場を比較すると、独学が一番安いですよね。


ただ超重要なことなんですが、一番お得なのは独学ではなく、合格することなんです!


試験の翌年まで考える

もう少し広い目で見て、試験の合否と来年度の給料まで考えてみましょう。


試験結果をもとに翌年度まで考える

お得度学習方法結果かかった費用翌年度の費用翌年度の収入合計
1位独学合格2万円〜3万円なし300万円+298万円
2位予備校(通信)合格10万円〜30万円なし300万円+270万円〜290万円
3位予備校(通学)合格20万円〜40万円なし300万円+260万円〜280万円
4位独学不合格2万円〜3万円学習費用100万円(バイト)(+98万円)ー学習費用
5位予備校(通信)不合格10万円〜30万円学習費用100万円(バイト)(+70万円〜90万円)ー学習費用
6位予備校(通学)不合格20万円〜40万円学習費用100万円(バイト)(+60万円〜80万円)ー学習費用


このように試験の来年度まで見ると、試験に合格することで来年度から給料がもらえますが、試験に不合格の場合は当然給料は貰えませんし、再度学習費用もかかってしまいます。


逆に合格さえしてしまえば、独学か予備校かの違いは誤差の範囲かと。

正直ボーナス一回で元が取れるので!


なので今から消防士を目指す方は、独学でも予備校でも構いませんが、自分が一番採用試験に合格しやすい選択肢を選んでくださいね!


おすすめの公務員予備校は2つ

現在いろいろな公務員予備校が存在しますが、一押しの公務員予備校はこの2つです。


おすすめの公務員予備校2つ


1:2次試験対策を重視するなら⇒資格スクール大栄

資格スクール大栄は私自身も利用していた予備校ですが、二次試験対策に強みを持っている予備校ですね。


先ほどもお伝えしましたが、消防官採用試験の面接試験の配点は非常に高く、超重要な試験です。

私自身、資格スクール大栄を利用して一番良かったのは、充実の面接試験対策でした。


あえて圧迫気味の面接練習もしてもらえましたし、引き出しが増えましたね。


資格スクール大栄のホームページは、情報量が少なく正直分かりにくいので、入会金が免除になる資料請求で確認するのがおすすめですよ!

資料請求をすると入学金免除

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2:手厚いフォローと面倒見で選ぶなら⇒EYE公務員試験予備校

続いておすすめするのがEYE公務員試験予備校で、EYEは少人数制なのが特徴です。

少人数制のため、一人一人へのきめ細かいフォロー体制が整っています。


EYE公務員試験予備校は、2次試験対策だけのコースもあるので、『教養試験は独学で、面接試験や論文試験は予備校を利用する』といった使い分けもできますよ!


公務員試験予備校の特徴

  • アットホームで面倒見のよい環境
  • 相場に比べてかなり低価格
  • 最終合格率が約80%と高水準


EYE公務員試験予備校の詳細は、資料請求して確認してみて下さい!

少人数制で手厚いフォロー

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消防士に関するよくある質問4選に回答

最後に、消防士に関してよく寄せられる質問に回答していきますね。


よくある質問4選

  • 消防士の仕事内容は?
  • 消防士の勤務形態は?
  • 消防士の給料はどのくらい?
  • 消防士の初任給はどのくらい貰えるの?


質問1:消防士の仕事内容は?

消防士の仕事内容は大きく分けるとこの4つです。


消防士の仕事内容

  • 消火
  • 救助
  • 救急
  • 予防


消防車や救急車に乗って災害対応する仕事もあれば、制服を着て予防啓発活動や建物維持管理を指導する仕事もありますよ!


自分が進みたい道は、消防士になってから考えるのでも大丈夫です。

私は消防士になった時は救助隊への憧れがありましたが、体力不足等もあり結局救急隊員として働いていましたよ。


質問2:消防士の勤務形態は?

消防士の勤務形態は、毎日勤務、隔日勤務(2交代制)、隔日勤務(3交代制)の3つに分けられます。


基本的には、災害対応する部署は隔日勤務といって、24時間勤務に従事します。

予防業務のような事務型の部署は毎日勤務(平日日中)が多いですね。


勤務形態の詳細は、こちらの記事をご覧ください!

『消防士の休みは多い』は本当?元消防士が勤務形態について解説

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質問3:消防士の給料はどのくらい?

消防士の平均年収は約636万円です。

ただこの数字はあくまで平均であって、1年目は当然もっと少ないですし、階級や年齢が上がっていくにつれて、もっと年収が増えていくことも可能ですね。


業務内容別でいうと、救急隊が一番給料が高い傾向にあります。

なぜなら出動件数が多く、時間外手当や出動手当などの手当が多く支給されるからです。


消防士は努力次第で年収1,000万円も夢ではありません。



質問4:消防士の初任給はどのくらい貰えるの?

任給が一番高いのは、東京消防庁の専門で約26万円です。

初任給は高卒者に比べて大卒者の方が高く、地方よりも都市部の自治体の方が高いですね。


消防官採用試験に合格したら、まずは消防学校に入校しますが、入校中から給料は貰えますよ!


初任給ランキングを知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

消防士の初任給はどのくらい?高卒・大卒別に紹介

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まとめ:正しい対策をすれば十分合格できる

消防官採用試験は、合格倍率こそ10倍前後と高いですが、試験難易度自体は国家公務員等に比べれば易しいです。

だからしっかりとした対策をすれば、十分合格の可能性はあるので、ぜひ自分に合った試験対策を取ってください!


試験対策をするなら、合格者の9割以上が利用している公務員予備校がおすすめです。


消防士志望におすすめの予備校は、こちらの記事で詳しく解説しています!


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