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消防士採用試験で倍率が低い県は?ランキング(大卒、短大卒、高卒)

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このような悩みを解決できる記事をご用意しました。

消防士採用試験に合格するには、当然勉強しないといけませんが、ライバルが少ない自治体を受験するのも立派な戦略です。


この記事では、全国各地の主要自治体の試験倍率をご紹介していくので、ぜひ最後までチェックしてください。


この記事の執筆者

たなんちゅ
  • 元消防士
  • 高卒ストレートで消防官採用試験合格
  • 政令指定都市の消防本部で消防隊員、救急隊員として7年勤務


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倍率が低い・高い消防本部ベスト5

。試験倍率が低い消防本部、高い消防本部について、試験区分ごとにランキング形式で紹介していきます。


最初に倍率が低い消防本部を紹介して、その後倍率が高い消防本部を紹介しますね。


倍率が低い消防本部(大学卒業程度)ベスト5

ランキング都道府県消防本部名倍率
1位神奈川県横浜市消防局(専門)2.4倍
1位富山県富山市消防局2.4倍
3位埼玉県越谷市消防局3.6倍
3位福井県福井市消防局3.6倍
5位石川県金沢市消防局3.7倍


ベスト5に北陸から3つの消防本部がランクインしました。

この5つの消防本部は、倍率的には誤差の範囲です。


同率1位で横浜市消防局がランクインしていますが、これは試験区分が専門に限ります。

普通の大学卒業程度の試験区分だと、倍率が5.7倍で少しアップするので注意して下さい。


倍率が低い消防本部(短大卒業程度)ベスト5

ランキング都道府県消防本部名倍率
1位宮崎県宮崎市消防局2.3倍
2位長野県長野市消防局2.8倍
3位埼玉県越谷市消防局2.9倍
4位埼玉県川越市消防局4.5倍
5位山梨県甲府地区広域行政事務組合消防本部5.5倍


短大卒業程度の試験区分では、宮崎市消防局が最も低倍率で2.3倍でした。


実は短大卒業程度の試験区分は、全国的にみると少数派です。

高校卒業程度と同じ区分になっていたり、そもそも区分がなかったりする消防本部が多いです。


東北、北関東、中部、九州地方で短大卒業程度の試験区分がある消防本部が多い印象でした。


倍率が低い消防本部(高校卒業程度)ベスト5

ランキング都道府県消防本部名倍率
1位千葉県柏市消防局1.6倍
2位富山県富山市消防局3.1倍
2位鳥取県鳥取県東部広域行政管理組合消防局3.1倍
2位長崎県佐世保市消防本部3.1倍
5位福井県福井市消防局3.5倍

高校卒業程度の試験区分で、一番倍率が低いのは柏市消防局です。

倍率1.6倍なので、対策次第で合格の可能性は高いと思います。


柏市消防局以外は、地方の消防本部がランクインしています。


倍率が高い消防本部(大学卒業程度)ベスト5

ランキング都道府県消防本部名倍率
1位大阪府枚方寝屋川消防組合消防本部25.0倍
2位佐賀県佐賀広域消防局24.3倍
3位広島県広島市消防局17.1倍
4位群馬県前橋市消防局17.0倍
5位茨城県水戸市消防局15.8倍


大学卒業程度の試験区分で、一番倍率が高いのは枚方寝屋川消防組合消防本部の25.0倍でした。

25人に1人しか合格できないので厳しい試験です。


傾向を見ると、大規模の消防本部ではなく、中規模の消防本部が多くランクインしています。


東京消防庁や大阪市消防局は受験人数も多いですが、採用人数も多いので、思いのほか倍率が高くない傾向にあります。

逆に今回ランクインした消防本部は、採用人数が多くないので、倍率が高くなると考えられるでしょう。


倍率が高い消防本部(短大卒業程度)ベスト5

ランキング都道府県消防本部名倍率
1位埼玉県川口市消防局21.5倍
2位大分県大分市消防局14.0倍
3位兵庫県神戸市消防局11.4倍
4位沖縄県那覇市消防局10.1倍
5位東京都東京消防庁9.4倍


1位の川口市消防局は、倍率20倍を超える激戦区です。


5位には東京消防庁がランクインしています。

東京消防庁の短大卒業程度に該当するのは第Ⅱ類の試験区分ですが、令和5年度は試験が実施されず、令和6年度も実施されない模様です。


倍率が高い消防本部(高校卒業程度)ベスト5

ランキング都道府県消防本部名倍率
1位佐賀県佐賀広域消防局22.3倍
2位大阪府豊中市消防本部20.3倍
3位神奈川県横須賀市消防局19.9倍
3位福岡県福岡市消防局19.9倍
3位大分県大分市消防局19.9倍


全て合格倍率20倍前後の高倍率となっています。

高校卒業程度の試験区分は、概ね21歳までの高卒者が受験し一番受験人数が多い区分です。


大学卒業程度の試験区分に比べると試験難易度は低いので、対策次第で合格の可能性は広がります。


そもそも倍率の決まり方は?

合格倍率はどのように決まるか分かりますか?


合格倍率の決まり方

受験人数÷最終合格人数=合格倍率

例)100人(受験人数)÷10人(最終合格人数)=10.0倍(合格倍率)


受験人数と最終合格者の増減で合格倍率が決まります。


過去の採用試験の合格倍率は自治体のホームページで公表されている場合が多く、過去の合格倍率を参考に低倍率の消防本部を受験する戦法はありです。


注意点として、田舎の消防本部になるほど、過去の合格倍率は当てにならないということです。


田舎の消防本部の倍率は当てにならない

消防本部は業務を継続するうえで、退職者の人数だけ新規職員を採用します。

小規模の消防本部は、退職者が1人や2人の年があるので、試験合格者も1人や2人になります。


しかし何らかの理由で退職者が多い年は試験合格者が増えるので、結果的に合格倍率がその年だけ低下する現象が発生するのです。


逆に退職者が例年より少ないと、倍率は以下のように変化します。


合格倍率の変化例

合格倍率の変化例

退職者が5人で、新規に5人採用した。

>>>20人(受験者)÷5人(最終合格者)=4.0倍(合格倍率)


退職者が1人で、新規に1人採用した。

>>>20人(受験者)÷1人(最終合格者)=20.0倍(合格倍率)


最終合格者が5人から1人に減っただけで、合格倍率が全く違う結果になりました。


小規模の消防本部を受験する場合は、過去の合格倍率は参考程度に考えておいてください!


倍率を読む必殺技1つだけ

自分が受験する試験の合格倍率を高確率で読む方法があります。



受験する消防本部で勤務する知り合いに、退職者の人数を教えてもらう方法です。


定年退職者は年齢で判断でき、消防士の退職者のほとんどは定年退職者なので、かなり正確な人数が分かるかと!


この方法は、受験する消防本部に自分の知り合いがある場合のみ有効な手段です。

知り合いがいない場合は、消防署に聞きに行っても怪しまれて教えてくれないのでやめておきましょう。


地元以外の消防本部を受験するときの注意点2つ

色々な消防本部の試験倍率を見比べた結果、地元以外の消防本部を受験する」という人も多いと思います。


この章では、地元以外の消防本部を受験するときの注意点を2つ紹介していきますね!


1:面接で絶対聞かれる「なんでうちを受験したの?」対策

地元以外の消防本部を受験するときは、面接試験対策を入念におこないましょう。


面接試験で全受験生が絶対に聞かれることは、「志望動機」です。


地元出身者以外だと、この志望動機が弱くなりがち。

単純に消防士になりたいことをアピールしても、「じゃあ、うちじゃなくてもいいよね?」と思われるだけです。


重要なのは、受験する消防本部で働きたい理由を作ることです。


志望動機を作る方法

志望動機を作る方法

  • 受験する消防本部を入念に調べて、消防本部の特色を探す
  • 作り話を話す


一番のおすすめは、受験する消防本部を入念に調べることです。

受験する消防本部にしかない特徴を探し、「~の特徴がある○○消防本部で働きたい」と伝えます。


以上の方法で志望動機が作れない方は、最終手段として作り話で志望動機を作りましょう。


消防士時代の同期に、面接でこんな作り話を話した人がいました。

子供の頃、ケガをした時に救急車で搬送してもらいました。その時の救急隊員さんがかっこよくて憧れになり、対応してくださった方と一緒に働きたいと思い志望しました」と。


この話の信ぴょう性を確認する方法はないので、絶対にバレません。


ただ、まずはホームページで調べるなど、自力で志望動機を考えましょう!



2:そもそも倍率だけで選ばない方がいい

受験する消防本部を倍率だけで選ぶのはおすすめしません。


他の面も考慮して受験先を決めないと、あとで後悔します。

後悔するパターンは以下が多いです。


就職したあとに後悔すること

  • 他の消防本部に比べて給料が安い
  • 田舎すぎて便利が悪く遊ぶ場所もない
  • 職員数が少なく閉鎖的


以上は就職する前に調べれば分かるので防げます。


受験する消防本部を選ぶポイント

受験する消防本部の選び方はこんな感じ。


受験する消防本部の選び方

  • 地元の消防本部⇒地元で働きたい方におすすめ
  • 都市部の消防本部⇒給料が高い、経験を積めるところで働きたい方におすすめ
  • 受かりやすい消防本部⇒倍率が低い、採用人数が多い消防本部がおすすめ


たなんちゅ

私は、地元が指定都市だったので、地元で就職したよ!

上の要件に当てはめると、①と②ですね!


消防士になる前に知っておきたい真実

今から消防士を目指すみなさんに一番知っておいて欲しいことは、消防士は副業が制限されているです。


副業解禁の企業例

  • NTT
  • SONY
  • 全日本空輸(ANA)
  • アサヒ
  • イオン


昨今、多くの企業で副業が解禁されていますが、消防士は地方公務員法で副業が禁止されており、当分の間、法律が改正される話もありません。


そのため、消防士は投資などでの資産形成が必須です。


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世の中には多くの投資がありますが、消防士が投資をするなら間違いなく仮想通貨投資がおすすめです。


なぜなら仮想通貨投資をすると、老後資金」と「近い将来使いたい資金」の両方を作り出せるからです。


仮想通貨は2008年にビットコインが作られて誕生し、市場規模は現在まで右肩上がりに成長しています。

今後も、仮想通貨市場は成長していくと予想されています。



たなんちゅ

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主要77つ消防本部の合格倍率一覧

最後に全国主要77つの消防本部の合格倍率を一気に紹介します!


※各自治体のホームページを参照しました。情報が少ない消防本部もあるのですが、ご了承ください。


北海道・東北


関東


中部


関西


中国・四国


九州・沖縄


まとめ

今回の記事のまとめ

  • 大都市は受験者が多いが合格者も多いので、意外と倍率は高くない。
  • 高校卒業程度は、試験難易度は易しいが倍率は高い。
  • 北陸や九州地方は倍率が低め。


低倍率の自治体を探して受験するのは、賢い受験方法の一つです。

ただし結局は対策をしないと試験に合格できないので、試験対策を万全にしましょう。


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