公務員試験

公務員試験は独学?予備校?【一番のお得は独学ではなく○○です】

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こんな悩みを解決できる記事を作りました。


公務員試験を受験する方のなかで、独学か予備校を活用するかで悩む方は結構多いのではないでしょうか。

なぜ悩むかというと、理由は一つ!


金銭面ですよね。


予備校を活用した方が合格しやすそうな気がするけど、費用が高いから、一番お得な独学で勝負しよう

とお考えの方に重要なことをお伝えします。


公務員受験で一番お得なのは、独学ではなく合格することです。


重要なことなのでもう一度お伝えします。

一発で合格することが、金銭的に一番お得です。


この記事では、まず最初に公務員受験で一番お得なのは、独学ではなく合格することである」の詳細について解説していきます。

是非最後までご覧ください!


この記事の執筆者

  • 元消防士
  • 高卒ストレートで消防官、警察官採用試験合格
  • 政令指定都市の消防本部で消防隊と救急隊で7年勤務


目次

【金銭面から考える】一番お得なのは独学ではなく合格すること

金銭的にお得なのが、なぜ独学ではなく合格することなのか、以下で深堀していきます。


独学が一番安いと思ってしまう理由

公務員試験を受験するにあたり、かかる費用は学習費用ですよね。


学習費用の相場

学習方法費用
独学2万円~3万円(教材費用)
予備校(通学)20万円~40万円
予備校(通信)10万円~30万円


これだけ見ると、やはり独学が圧倒的に安く、独学で合格できたら一番いいなと思いますよね。


試験の翌年度まで考える

みなさんは、金銭面から独学か予備校かを選ぶときに、合格不合格の結果まで考えてますか?


試験結果をもとに翌年度まで考える

お得度学習方法結果かかった費用翌年度の費用翌年度の収入合計
1位独学合格2万円~3万円なし300万円+298万円
2位予備校(通信)合格10万円~30万円なし300万円+270万円~290万円
3位予備校(通学)合格20万円~40万円なし300万円+260万円~280万円
4位独学不合格2万円~3万円学習費用100万円(バイト)(+98万円)-学習費用
5位予備校(通信)不合格10万円~30万円学習費用100万円(バイト)(+70万円~90万円)-学習費用
6位予備校(通学)不合格20万円~40万円学習費用100万円(バイト)(+60万円~80万円)-学習費用


翌年度の収入は、公務員1年目の手取り相場で300万円としています。


この図を見ると結果は明白で、合格と不合格で合計収入費用が大きく変わっていますよね。

合格と不合格では、200万円以上の差ができてしまいます。


逆に合格してしまえば、その差も20~30万円程度。


だから受験生の皆さんが考えることは、いかに費用を抑えるかではなく、いかに合格する可能性が高い選択をするかということなんです!


合格者の大多数は予備校受講生

独学と予備校は、それぞれメリット・デメリットがあり、一概にどちらの方が優れているというのはありません。


ただ、合格者の割合でみると、大多数は予備校受講生が占めています。


TACが公表している内容

  • さいたま市(大卒程度行政事務):TAC受講生の合格占有率25%
  • 特別区Ⅰ類(事務):TAC受講生の合格占有率33.6%


数多くある予備校のうちの一つで、これだけの合格占有率を誇っているので、全ての予備校を合計すると、かなりの割合になると考察できます。


実際に僕は消防官採用試験に予備校を利用して合格しましたが、同期の約9割は予備校利用者でしたよ!


公務員予備校の選び方は、こちらの記事で解説しています。


独学のメリット・デメリット

予備校利用者の方が圧倒的に合格者が多いですが、独学では合格できないわけではありません。


独学には予備校にないメリットもあるので、解説していきますね。


独学のメリット

  • 自分にあった参考書を選べる
  • 自分のペースで勉強できる
  • 通学時間を削減できる


独学のデメリット

  • 分からないことも自分で解決しないといけない
  • 試験情報の入手が困難
  • 面接対策はほぼできない
  • モチベーションの維持が難しい


メリット1:自分に合った参考書を選べる

書店に行けば分かると思いますが、公務員試験の参考書はかなりたくさんあります。

独学だと、その中から自分にあった参考書を、利用することができるのがメリット。


予備校は使う教材が決まっているので、その教材が自分に合わなくても使い続けないといけません。


メリット2:自分のペースで勉強できる

独学は、自分のペースで勉強できます。

予備校では、事前にカリキュラムが決まっている場合があり、そうなるとカリキュラムにそって勉強しないといけません。


独学であれば、自分の得意分野はほどほどにして、苦手分野克服のために時間を使ったり、自分の思い通りに勉強することができますね。


メリット3:通学時間を削減できる

通学時間も積み重ねることで大きな時間になります。


例えば、片道30分だとしても往復で1時間。

平日5日間を1年継続すると、260日×1時間で260時間もあります。


独学であれば、この時間も勉強にあてることができますよ。


デメリット1:分からないことも自分で解決しないといけない

一方で独学のデメリットもあります。


一つ目は、分からないことも自分で解決しないといけないこと。

一人で勉強するので、周りに相談できる人がいません。


デメリット2:試験情報の入手が困難

公務員試験では、情報量が合否を左右すると言っても過言ではありません。


独学では、試験情報の入手が難しいという点が、かなりデメリットです。


その点予備校では、試験情報がどんどん入ってくるので、独学で臨む方は、友人や先輩などで情報を多く持っている人が近くにいてほしいものですね。


デメリット3:面接対策はほぼできない

教養試験対策は、独学でも元々の学力がある人や、しっかり勉強した人なら十分に合格できる可能性があります。


ただ独学では面接対策ができないので、かなり不安材料かと…

近年は、面接試験を含む2次試験の重要度が増してきているので、面接試験対策もしたい人には、独学はおススメできません。


デメリット4:モチベーションの維持が難しい

独学は、常に一人で勉強して孤独なので、モチベーションの維持が難しいです。


誰かと勉強して助け合いたい人は、予備校がおススメですよ。


独学はこんな人におすすめ

以上のメリット・デメリットを踏まえて、独学がおすすめな人はこんな人です。


独学が合う人の特徴

  • 基礎学力が高く、教材を自分で選べる人
  • 一人でも、計画性を持って勉強できる人
  • 過去に受験したことがあり、公務員試験に詳しい人
  • コミュ力が高く、面接に自信がある人


MARCHや関関同立の以上の学力がある人であれば、独学でも十分合格できると思います。


あとは、面接に対する自信や公務員試験に対する知識があれば、大丈夫です。


予備校(通学)のメリット・デメリット

予備校選びのスタートは、資料請求からです。

なぜなら、資料請求することでホームページに載っていない割引情報や講座情報が手に入るからです。(公務員予備校はホームページだけ見ても詳細まで分かりません)


質の高い講義を行っている、おすすめの予備校の資料請求はこちらからサクッとしておきましょう!


  • 資格スクール大栄
  • 資格の大原
  • LEC
  • アガルートアカデミー


ここからは、予備校のメリット・デメリットについても解説していきます。

まずは、通学コースから!


予備校(通学)のメリット

  • 仲間とともに勉強できる
  • 半強制的に勉強する環境
  • 分からないことをすぐに相談できる
  • 面接対策ができる
  • 試験情報の入手が容易


予備校(通学)のデメリット

  • 通学に時間がかかる
  • 自分のペースで勉強できない
  • 仲間とだらだら話していると勉強が進まない


メリット1:仲間とともに勉強できる

通学は、教室で授業形式での講義なので、同じ目標をもつ勉強仲間ができるのがメリット。


勉強をしていると、気分が乗らなくなかったり、不安に駆られる瞬間がやってきます。

そんな時も、仲間と励ましあったり助け合ったりすることで、モチベーションを維持できるんです。


メリット2:半強制的に勉強する環境

通学スタイルは、事前に講義スケジュールが決まっているので、めんどくさくても行かないといけません。


スケジュールが決まっていることで、半強制的に勉強しなければならず、サボり防止になります。


ついついサボっちゃうという方におススメです。


メリット3:分からないことをすぐに相談できる

公務員試験の通学コースでは、常に講師がいるので、分からないことはすぐに相談できます。


また、授業スタイルなので、重要なところやそうでないところなどが分かり、勉強の効率がよくなるといったメリットもありますよ。


メリット4:面接対策ができる

予備校の通学コースでは、面接対策もしてもらえます。


僕も予備校の通学コースで、模擬面接を受けましたが、そのおかげで本番の試験では自分なりに完璧な面接ができました。


僕自身、予備校に通って一番良かったのは、面接対策でしたよ!


メリット5:試験情報の入手が容易

予備校には、公務員試験の関する情報が集まります。


「ここの自治体はこんなことを重要視する」、「面接ではこんなことを聞かれる」、こういった情報は、独学ではまず入手できません。


細かな情報が合否を左右します!


デメリット1:通学に時間がかかる

近くに予備校があればいいですが、ほとんどの予備校は都市部に集中しているので、地方だと通学に時間がかかる場合も。


通学に1時間以上かかる場合は、通信予備校や独学を選択するのも一つの手です。


デメリット2:自分のペースで勉強できない

スケジュールが決まっているのは、半強制的に勉強する環境が手に入るのはいいですが、逆に自分のペースでは勉強できません。


自分で考えて自主的に勉強できる人からすれば、効率が悪く感じる場合もあるかもしれないです。


デメリット3:仲間とだらだら話していると勉強が進まない

仲間と助け合えるというメリットがある反面、だらだらとおしゃべりしたり遊んでいると、勉強がはかどらず本末転倒。


実際に僕が通っていた予備校のクラスで、同じ消防本部に合格した同期は、一人でコツコツ頑張っている人が多かったです。


予備校(通学)はこんな人におすすめ

以上のメリット・デメリットを踏まえて、予備校(通学)がおすすめなのはこんな人。


予備校(通学)が合う人特徴

  • 基礎学力に不安がある人
  • 公務員試験の知識に不安がある人
  • 独学だと怠けてしまう人
  • 面接対策を重視したい人
  • 同じ目標に向かって努力する仲間が欲しい人


僕自身も、予備校の通学コースを利用して、消防官と警察官に合格したように、予備校の通学コースは公務員試験対策の王道。


どの方法にするか悩むのであれば、通学タイプの予備校に通うのが一番です!


予備校(通信)のメリット・デメリット

予備校の講義をオンラインで視聴したり、Web上で試験対策を受ける形態なのが、予備校の通信タイプ。


ここからは、通信型の予備校について解説していきますね!


予備校(通信)のメリット

  • 自分のペースで勉強できる
  • 通学する手間がかからない


予備校(通信)のデメリット

  • 対面での面接練習ができない
  • モチベーションの維持が難しい


メリット1:自分のペースで勉強できる

通信タイプの予備校は、Web上からいつでも講義を視聴できるので、自分のペースで勉強することができます。


学生や社会人など、全ての時間を試験対策にあてられない方も数多くいるでしょう。

そんな方にとっては、休憩時間や移動時間などの隙間時間で少しずつ勉強できる予備校の通信タイプがおススメです。


メリット2:通学する手間がかからない

これも、学生や社会人の方など時間に余裕がない方にとっては魅力的。


先ほども話しましたが、通学に片道30分の場合、往復で1時間かかります。

平日5日間を1年継続すると、260日×1時間で260時間もの時間になるんです。


デメリット1:対面での面接練習ができない

予備校(通信)のデメリットの一つに、対面での面接対策ができないといった点が挙げられます。


対面での面接練習ができないというだけで、面接対策はありますし、オンラインでの模擬面接を行っている予備校もあるので安心してください。


ただ実際の圧迫感や緊張感は、対面でないと味わえない部分でもあるので、気になる方は、予備校(通学)がおススメです。


デメリット2:モチベーションの維持が難しい

独学の章でもお話しましたが、通信タイプ予備校も一人での勉強になるので、モチベーションの維持が大変です。


仲間と勉強することでモチベーションの維持ができる人は、通学タイプの予備校がいいでしょう。


予備校(通信)はこんな人におすすめ

以上のメリット・デメリットを踏まえて、予備校(通信)がおすすめなのはこんな人。


予備校(通信)が合う人の特徴

  • 自分のペースで効率よく勉強したい人
  • 公務員試験対策にさける時間に限りがある人
  • オンラインでの面接対策でも満足できる人


通信タイプの予備校は、独学と同様に自主性が重要です。


自分で考えて勉強できる人におススメですし、自分で考えて行動する能力は社会人になって一番大事になるので、予行演習としてももってこいですよ!


独学+予備校のメリット・デメリット

これまでの独学と予備校のメリット・デメリットを聞いて、いまいちピンとこない方には、独学と予備校を使い分ける方法もあります。


具体的な方法としては、教養試験は独学で対策し、独学での対策が難しい面接のみ予備校を利用するといった感じですね!


独学+予備校のメリット

  • 苦手分野に特化した対策ができる
  • 孤独感がない


独学+予備校のデメリット

  • 独学部分のサポートはない


メリット1:苦手分野に特化した対策ができる

普通に予備校に入ると、全ての対策・サポートをしてくれますが、人によってはオーバースペックに感じてしまうこともあります。

例えば、基礎学力が高い人にとっては教養試験対策の基礎は、既に理解していることで、わざわざ対策する必要がありません。


その点、基本は独学で対策し、苦手分野だけ予備校を活用することで効率よく対策することができますよね。


メリット2:孤独感がない

全てを独学で対策すると、仲間もできませんし質問できる人もいない、孤独感が生まれます。


一方で、部分的でも予備校を利用することで、講師や仲間との繋がりが生まれ、孤独感が和らぐでしょう。


デメリット1:独学部分のサポートはない

独学+予備校は有能ですが、デメリットもあります。

それは、予備校では独学部分のサポートがないこと。


例えば、面接対策のみを予備校で受講する場合、当たり前ですが教養試験に関するサポートは受けられません。


もし公務員試験全体に関するサポートを受けたいのならば、普通に予備校に入る必要があります。


独学+予備校が合う人の特徴

  • 苦手分野に特化して対策したい人
  • 公務員試験を受験した経験がある人


個人個人にあった選択をしよう

ここまでお話ししたように、公務員試験対策は4つの方法があり、


  • 独学
  • 予備校(通学)
  • 予備校(通信)
  • 独学+予備校


の4つです。


こんな人は独学がおすすめ

  • 基礎学力が高い人(MARCHや関関同立以上)
  • 自主的に勉強できる人
  • 面接対策をしなくても面接試験に自信がある人


こんな人は予備校(通学)がおすすめ

  • 強制的に勉強する環境が欲しい人
  • 仲間と共に勉強したい人
  • 充実のサポートを受けたい人
  • 面接対策を重視したい人


こんな人は予備校(通信)がおすすめ

  • 自分のペースで勉強したい人
  • 学生や社会人で勉強の時間が限られている人
  • 近くに通える予備校がない人
  • オンラインでの面接対策でも満足できる人


こんな人は独学+予備校がおすすめ

  • 苦手分野に特化して対策したい人
  • 公務員試験を受験した経験がある人


質の高い講義を行っており、おすすめの予備校は以下の4つ。

資料請求して、比較検討してみましょう!



公務員予備校の選び方は、こちらの記事で解説しています。




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