この記事で解決できる悩み
このような悩みを解決できる記事をご用意しました。
消防士は事務系公務員と違って身体検査がありますが、「身長に関する制限はあるのか」規模の大きい消防本部の基準を調べたので、後ほど紹介していきます。
記事の前半では『消防士の身長制限』について解説し、後半は『低身長のメリット・デメリット』を考察していくので、ぜひ最後までご覧ください。
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身長制限を設けている自治体もある
結論、身長制限を設けている自治体もありますが少数派で、大体の自治体は身長制限を設けていません。
なぜ身長制限を設けている自治体が少ないかというと、消防士には体型に応じた任務や活動があるからです。
低身長には低身長のメリット、体が大きい方には体が大きいメリットがあります。
ちなみに身長制限を設けている自治体の基準は、おおむね以下のとおりです。
身長制限は実は曖昧
身長制限を設けている自治体も、実は基準は曖昧だったりします。
身長制限の基準は、おおむねと記載がある通り、だいたいです。
たとえば体力的に問題がないのに、身長が159.5センチなら不合格になるかと言われると、おそらく不合格にはならないでしょう。
そのため身長が男性なら160センチ、女性なら155センチに満たなくても、諦めないでください。
主な消防本部の身長制限について
今回は東京消防庁と指定都市の消防本部の身長制限について調べてきました。
ご覧のように大規模な消防本部では、現在採用試験において身長制限はありません。
東京消防庁は令和4年度の採用試験までは身長制限を設けていましたが、令和5年度から廃止になっています。
ただし東京消防庁に限らず、身長制限を設けていない消防本部も身体検査は必ずあります。
身体検査は何をチェックする?
東京消防庁の身体検査の採用基準は、『消防吏員の職務遂行に重大な支障がないこと』となっています。
曖昧な基準ですが、身体検査は、視力、色覚、聴力を検査するのが一般的。
身体検査の基準はだいたいこのような内容です。
視力検査は、矯正視力(コンタクト、眼鏡等)でもいいので問題ないかと思います。
私は、コンタクトを付けて視力検査にのぞんだよ!
色覚検査は、廃止になっている消防本部が増えてきています。
聴覚検査は、赤と青のヘッドフォンをつけて検査を行うタイプで、一般的な健康診断で実施するものです。
聴覚検査も、何かしらの聴覚障害がなければクリアできると思います。
低身長のデメリット3つと解決策
ではなぜ身長制限を設けている消防本部があるのでしょうか?
それは消防士にとって身長が低いということは、いくつかのデメリットがあるからです。
低身長のデメリット3つ
デメリット1:高い塀や障害物を乗り越えられない
災害現場では、塀や障害物を乗り越える場面も想定されます。
そんなときに、身長が低いとその分不利にはなるでしょう。
塀や障害物の高さや場所にもよりますが、まずは資機材の使用を考慮しましょう。
はしごを使用したり、何かを足場にして登れば、低身長のデメリットを補えます。
もし他に手段がなければ、同僚に引き上げてもらったり、土台になってもらったりというやり方があります。
資機材を使うなどすれば、塀や障害物も乗り越えられでしょう。
デメリット2:高いところにある物が取れない
救急車だとおそらくないと思いますが、消防車は大きいので、高いところに資器材があって届かないことが考えられます。
はしご車や救助工作車のような大型車なら、なおさらです。
「おい、〇〇取ってきてくれ!」、「すみません、届きません」では、隊としての活動に支障が生じます。
まずは単純に台を使ってその上に乗ったり、足場をよじ登って物を取ったりする方法があります。
又は、代わりに人に頼むという手段も使えるでしょう。
事前に「この資器材は身長が足らないから取れない」と隊内で情報共有しておくことも有効です。
デメリット3:低身長に伴う体力の欠如
低身長に伴う体力不足を不安視する意見もあります。
確かに背が低いと、高身長の傷病者や要救助者を担いだりするのに、支障が生じるおそれがあります。
ただし「低身長=パワー不足」とも言い切れません。
背は低くても、ガッチリ体型でパワーがある職員は多いです。
男性でいうと160センチ以下の低身長でも、体力試験で平均以上の体力があれば、活動上支障はないと判断されるでしょう。
逆に低身長だからこそのメリット3つ
なぜ東京消防庁は、令和5年度の採用試験から身長制限を撤廃したのでしょうか?
理由は一つで、消防士は身長が低くても十分に活躍できるからです。
むしろ、低身長だからこそのメリットもあります。
低身長だからこそのメリット3つ
メリット1:狭い空間に進入できる
消防士は、狭い空間に進入しなければならない場面があります。
このような小さな隙間から屋内進入をする場合は、必ず小柄な隊員が指名されます。
実際私も何度か、最初に屋内進入したことがありますが、非常に重要な役目です。
傷病者へ最初にアプローチして初期評価と、玄関を開錠して新たな進入経路の設定など、やりがいのある任務でした。
大柄な隊員にはできない、小柄な隊員ならではの活躍の場です。
メリット2:低い姿勢での作業に有利
火災現場で屋内進入する場合は、低い姿勢が基本です。
なぜなら、煙や熱は上方に滞留するから。
低い姿勢で移動したり要救助者を救出するのは、下半身への負担が大きいです。
そのため、このような場合も、身長が高い人よりも低い人の方が活動しやすいでしょう。
メリット3:車両内では小さい方が楽
救急車内や小さめの消防車内では、身長が小さい方が楽です。
救急車は車内に資器材がたくさんあり、収納スペースの出っ張りが多いのですが、身長が高い人はよく頭をぶつけています。
一方で消防隊は、火災出動のときは防火服と空気呼吸器を着装するので、車内が狭くなります。
小さめの消防車は余計に狭いので、大柄な消防士は身体を動かすのがやっとで、非常に窮屈な姿勢で消防車に乗らないといけません。
消防士になる前に知っておきたい真実
今から消防士を目指すみなさんに一番知っておいて欲しいことは、消防士は副業が制限されている点です。
昨今、多くの企業で副業が解禁されていますが、消防士は地方公務員法で副業が禁止されており、当分の間、法律が改正される話もありません。
そのため、消防士は投資などでの資産形成が必須です。
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まとめ:低身長でも消防士になることは可能
この記事のまとめ
- 消防士の身長制限を設けている自治体は、そこまで多くない(指定都市の消防本部は身長制限なし)
- 身長制限がある場合は、男性がおおむね160センチ以上、女性がおおむね155センチ以上
- 低身長のデメリットはあるが対策可能、逆に低身長のメリットもある
結論、消防士は身長が低くてもなることができます。
ただ採用試験の難易度は高めなので、しっかりとした対策が必要です。
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