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メタマスクの偽物を見分ける方法3つ!詐欺対策も徹底解説

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このような悩みを解決できる記事をご用意しました。


メタマスクは仮想通貨を扱う上で、非常に重要なサービスの一つです。

しかし初心者でも扱う頻度が多いサービスのため、メタマスクの詐欺行為があります。

特にメタマスクの偽物サイトを開いてしまい、重要な情報を盗まれるケースが多くなっています。


今回の記事では、メタマスクの偽物の見分け方やメタマスクセキュリティ強化の方法を解説しています。


メタマスクで詐欺に遭いたくない方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。


この記事の執筆者

たなんちゅ
  • 元消防士
  • 仮想通貨のIEOで大損
  • 仮想通貨を100万円以上運用中


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メタマスクの偽物の見分け方


メタマスクと検索したとき、このように上部に表示されるサイトは偽物です。

メタマスクの本物と偽物を見分ける方法は3つあります。



一つずつ解説していきます。


URLを確認する

本物のメタマスクのURL:https://metamask.io/


こちらが本物のメタマスクのURLです。

このURL以外は全て偽物なので注意してください。


偽物サイトのよくあるURL:末尾が.com


日本だとURLは.comがメジャーなので、こちらが本物だと思ってしまうのが落とし穴です。

メタマスクが作られたアメリカでは、.io/はよくあるURLの末尾です。


間違えそうな方は、本物のURL:https://metamask.io/をコピーしておきましょう。


スポンサーマークに注意する


「メタマスク」と検索すると、検索上位に「スポンサー」マークが貼られたサイトがありますが、このサイトは偽物の可能性が高いです。


スポンサーマークとは?

企業が広告代を支払っていること。広告代を支払うことで、上位に表示されています。


本物のメタマスクがわざわざ広告代を支払うのは考えづらいので、スポンサーマークがあるサイトは偽物だと思いましょう。


ダウンロードボタンの有無を確認する

本物と偽物を見分ける方法として、ページを開いた時の初期画面で判断する方法があります。


本物のメタマスクの場合、画面右上に「ダウンロード」もしくは「Download」のボタンがあるはずです。

一方で偽物場合は、「Connect to Wallet」と表示されることあります。

直訳すると「ウォレットに接続する」という意味ですが、まだメタマスクのウォレットを作っていなくても「Connect to Wallet」が表示されるので注意が必要です。


詐欺師は、偽サイトに接続させて、個人情報やお金を盗もうとしています。


初期画面の右上のボタンが「ダウンロード」ではなく「Connect to Wallet」と表示された場合は、すぐに画面を閉じましょう。


メタマスクの偽物に惑わされない方法4つ

ここからは、メタマスクの偽物に惑わされないような対策をお伝えします。



1:Braveを利用する

Braveを利用すると、偽物に惑わされる可能性が低くなります。


Braveとは?

広告を非表示にできるサービス。プラウザとアプリで利用可能。


Braveを使った場合


このようにBraveを利用すると、「スポンサー」が表示されません。


Braveは広告を非表示にして詐欺被害の可能性を減らせるだけはなく、BATという仮想通貨を稼げるので、仮想通貨投資をする方はぜひ利用したいサービスです。


2:メタマスクのアプリを使う

Googleなどで検索すると、どうしても偽物メタマスクに引っかかってしまう恐れがありますが、アプリを使えば安心です。


アプリを一度ダウンロードしておくと、次回からはアプリでメタマスクを利用すればいいので、詐欺に遭う心配がありません。



メタマスクのアプリアイコンは、キツネマークです。

アプリをダウンロードする際は、デベロッパがメタマスクなのを確認しましょう。


3:Google Chromの拡張機能を使う

Google Chromの拡張機能を使うと、詐欺に遭う可能性を減らせます。


Google Chromの拡張機能は、Google Chromの性能を強化させる機能のことです。


メタマスクを拡張機能に追加させる方法は、https://metamask.io/ja/download/をクリックして以下の手順で行なってください。


メタマスクを拡張機能に追加する手順

  • 「MetaMask for Chromeをインストール」を選択
  • 「Chromに追加」を選択
  • 右上のパズルマークをクリックして、拡張機能にメタマスクが入っていることを確認



メタマスクを拡張機能に追加後は、ここからメタマスクを作動させれば、詐欺被害のリスクを減らせます。


4:公式サイトをブックマークする

公式サイトをブックマークしておけば、メタマスクを毎回検索して探す手間が省けるので、偽物をクリックする心配がなくなります。


メタマスクの公式URL:https://metamask.io/


この機会に、メタマスクURLをブックマークしておきましょう。


検索結果以外でよくある詐欺手法3選

検索結果の偽サイト以外でも、メタマスクの詐欺手法は存在します。



1:Xのコメント

X(旧ツイッター)で、メタマスク関連のツイートをすると、このようなコメントがくる場合があります。



メタマスクはXで以上のようなコメントはしないので、詐欺と思いましょう。


間違ってもリンクをクリックしないでください。


2:偽のエアドロップやトークンのプレゼント

メタマスクに覚えのないアドレスから少量のトークンが送られてくることがありますが、覚えのないものはスルーしましょう。


NFTマーケットプレイスの OpenSeaでは、同様にNFTが送りつけられることがあります。

こちらも詐欺で、クリックするだけで情報が盗まれる可能性があるので、放置してください。


送りつけられたNFTは、しばらくすると OpenSeaが削除してくれます。


3:DMでのサポートメッセージ

Xなどの各種SNSで、メタマスクの詐欺DM(ダイレクトメッセージ)がくる可能性があります。


DMの内容は以下のようなものがあります。


詐欺DMの内容

  • アカウント確認を要求するDM
  • 緊急性を促すセキュリティアラート
  • 特典や報酬を提供するオファー
  • 仕事の依頼を装ったDM


メタマスクの公式が、これらの内容をDMで送りつけることはないので、詐欺だと判断して無視しましょう。


メタマスクのセキュリティ強化法5つ

メタマスクのウォレットを作ってからも、詐欺の魔の手が近づいてくる可能性があります。

詐欺に遭わないために、メタマスクのセキュリティ強化法を5つ紹介します。



1:シークレットリカバリーフレーズは絶対に教えない

メタマスクのシークレットリカバリーフレーズは絶対に教えてはいけません。



シークレットリカバリーフレーズとは、メタマスク初回登録時にご自身で設定する12個のフレーズです。

シークレットリカバリーフレーズは、別端末でログインする際に必ず必要なパスワードで、外部に漏れると簡単にメタマスクにログインされます。


パスワードをスクリーンショットしたりスマホのメモに残す方がいますが、スマホを盗み見された時に危険です。

シークレットリカバリーフレーズは、紙のメモ帳に書いて保管しておくなど、取り扱いに注意してください。


2:フリーWi-Fiは極力使わない

フリーWi-Fiはハッキングされる可能性があり危険なので、なるべく使わないようにしてください。


なぜフリーWi-Fiが危険かというと、フリーWi-Fiは暗号化されていないので、情報データ技術に詳しい人なら容易に覗き見できるからです。


たとえばフリーWi-Fiでメタマスクの操作をするのは、自分のシークレットリカバリーフレーズを大声で言っているようなものです。


よってフリーWi-Fiはなるべく使わないことをおすすめします。


3:複数のアカウントで管理する

複数アカウントを作ることによって、ハッキングリスクを分散できます。


なぜなら、複数のアカウントで資産を分散させておくと、万が一ハッキング被害に遭っても被害を最小限に抑えられるからです。


具体的にいうと、300万円分の仮想通貨をAアカウントで全て管理していると、Aアカウントがハッキングされた場合300万円盗まれます。

一方で300万円分の仮想通貨をA、B、Cアカウントで100万円分ずつ管理している場合、Aアカウントがハッキングされても100万円分の被害で防げます。


資産を一箇所に保存しておくのは危険なので、複数のアカウントを作ってリスク分散しましょう。


4:ハードウェアウォレットを使う

ハードウェアウォレットを使うと、通常のウォレットに比べてセキュリティレベルが向上します。


ハードウェアウォレットは、USBのような形の物理的なウォレットで、オフラインで保管できるため安全性が高いです。


ただし中古のハードウェアウォレットを購入すると、以前の所有者にハッキングされる恐れがあるので、ハードウェアウォレットは新品を購入するのがおすすめです。


USBのような物理的なウォレットのため、紛失にも注意してください。


5:覚えのないユーザから送られてくるトークンは無視する

メタマスクのウォレットに、覚えのないトークンが送られてくる場合がありますが、詐欺の可能性が高いです。


詐欺師は、ターゲットアカウントの過去の取引履歴から、似たウォレットアドレスを作ってトークンを送りつけます。

詐欺師のウォレットアドレスが、よく取引するウォレットアドレスと似ているため、間違って詐欺師のウォレットにトークンを送ってしまうと資産が盗まれてしまう仕組みです。


対策としては、ウォレットアドレスのコピー&ペーストをせずに、アドレスをよく確認するしかありません。


よく取引するアドレスは、メモ帳などで管理しておくと誤送金を防げます。


メタマスクで詐欺に遭った場合の対処法

最後にメタマスクで詐欺に遭った場合の対処法について解説します。



ステップ1:リボークする

まずはリボークします。

リボークは日本語訳すると取り消す、廃止するという意味があり、ウォレットの操作許可を取り消すことを指します。


リボークの流れ

  • メタマスクのプラウザでEtherscanを検索
  • Etherscanにメタマスクを接続
  • リボークしたいApproveを選択してリボークする


メタマスクのリボークの詳細は、こちらの記事が参考になります。

あいずるーむ:スマホでメタマスクをRevoke(リボーク)する方法【ハッキング対策】


ステップ2:新ウォレットを作る

次は、新ウォレットを作りましょう。


過去にウォレットを作った流れで新ウォレットを作ってください。


ステップ3:残っている資産を別のウォレットに移す

新ウォレットができたら、旧ウォレットの資産を新ウォレットに移しましょう。


なるべく早く新ウォレットに資産を移すことで、詐欺被害を最小限に抑えられます。


ステップ4:公式に報告する

最後に、詐欺被害を公式に報告しましょう。


メタマスクのサポートリンクhttps://support.metamask.io/ja/


こちらのリンクから、公式に報告できます。



チャット形式で詐欺内容を報告してください。

残念ながら日本語に対応していないので、Google翻訳などを利用しましょう。


まとめ:メタマスクの偽サイトに気をつけよう

メタマスクの偽物の見分け方3つ

  • URLを確認する
  • スポンサーマークに注意する
  • ダウンロードボタンの有無を確認する


「メタマスク」と検索すると、検索上位に偽サイトが表示される可能性があります。

しかしこの3つを意識すれば、偽物に引っ掛かる確率は0%です。


またシークレットリカバリーフレーズを漏らすなど、人為的なミスにも注意して、安全にメタマスクを利用してください。


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